商業施設 麻布台ヒルズ 物件・施工情報 お客様森ビル株式会社 建造物タイプ複合商業施設 物件名麻布台ヒルズ 施工場所麻布台ヒルズの特殊天井と特殊柱 利用製品名X‐J VR12.5不燃 納品数数千個 物件特性とJUPITAの特性 森ビル様の麻布台ヒルズにJUPITAを導入いただきました。 今回はJUPITA採用に至る経緯や、麻布台ヒルズの特徴的なデザインの曲線をどのように実現したのかについて、お話させてください。 最初のご相談は、2年半前に森ビル様と山下設計様(実施設計、基本設計をご担当)からご連絡をいただき、打ち合わせがスタートしました。 今回は外観の建築、内装デザインのいくつかを、トーマス・ヘザウィック氏が設計されることになり、山下設計様からコファー天井造作でJUPITAにご相談をいただきました。 写真にあるように、曲線がなめらかなデザインの設計をいかにJUPITAで再現できないかのご依頼です。 入隅3次曲線部分を実現するのが難しくて、難易度が高いチャレンジではあったのですが、人工木を利用することでなめらか曲線を再現出来るのではないかと考えました 。人工木とJUPITAを接合し、そのふたつをパーツにすることで高い品質を保ったまま制作ができると考え、モックアップを作成し、イギリスのトーマス・ヘザウィック氏のデザインスタジオにお送りさせていただき、OKをいただきました。 この角部分が人工木です。 他のデザイン部分も、トーマス・ヘザウィック氏から提案されたデザインをJUPITAで再現し、ひとつひとつ承認をいただいていきます。 もうひとつ難易度が高かったのは、コファー天井のグリッド廻りに入った天井吸排気のスリットです。これは空調設備の兼ね合いから天井にスリットを入れる設計になっています。 このスリットをどのように実現するのかは苦心しました。 依頼にあわせた新技術の施工取付方法を考え、森ビル様ともお話し、実現しています。 手法や施工の話にご興味ある方は、お会いしたときにお話させてください。 JUPITAの導入は再開発でいうところのA街区、B2街区、C1、C2、C3街区の共用部です。 大林組様と清水建設様の施工区域ですので、街区の殆どに納品させていただきました。 天井に内向きと外向きにRの付いたコファー天井の3サイズの造作と、十字柱と言われていた柱の角がR100の造作となります。 JUPITAは石膏ボードを一枚一枚、メンバーが加工して製作しているので、モックアップで承認をいただいても、全ての形状で(何千個という個数です)本当にあの美しい曲線デザインを同じクオリティでJUPITAで制作できるのかという最大のチャレンジがありました。 これを全て納品、制作ができ、工事事業様さまと協力し、施工が完了しました。 すでに開業もしておりますので、ぜひ皆さんも一度足を運んでみてください。今までにない空間演出でとても素敵だと思います。 麻布台ヒルズ – Azabudai Hills 麻布台ヒルズのコンセプトは「Modern Urban Village」。緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街です。いま世界が注目する新しい都市の豊かさを、国際都市・東京の中心で実現します。 今回のJUPITAのポイント 1.施工 軽鉄下地で取り付けを可能にした新工法の開発 2.形状 総数10,000mに対応 3.納期 遅延がないように事前に準備ができた 使用したJUPITA製品 X-J VR 9.5(12.5)不燃 【 特殊 / 壁 / 天井 】 R造作が自在に可能で、定番造作から大幅にコストダウンが図れます。 天井デザインで採用の多いR100~R500、壁・柱でデザインされる500R~の大きいRにもオーダーで対応いたします。 X-J VR 9.5(12.5)不燃 JUPITAメールニュース JUPITAメールニュースに登録いただくと最新の施工事例や内装工事業界のニュースをメールにて送付しております。是非ご登録ください。 メールニュースに登録する (仮称)横浜市緑区十日市場町マンション計画新築工事