株式会社ゼンクリエイターズ 様
JUPITAインタビュー
本日はJUPITA事業責任者の三輪が禅の精神でお客様満足を最大化することをコンセプトにしている株式会社ゼンクリエイターズの脇元様にインタビューさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いします!
JUPITAを利用した経緯
禅の精神でお客様の満足を最大の喜びとする内装総合工事会社。新横浜ホテル、主要空港のVIPラウンジのリニューアル等で全国を駆けまわる内装工事プロデュースのエキスパート。
脇元さま: 金物に比べローコストで持っていけると思ったのが一番の理由です。それと軽天屋一社で工事が完結出来るし、工程管理が楽になると思ったのも大きいですね。
三輪: ありがとうございます。本業の軽天工事もご依頼いただけると、もっと楽になるはずです!なにとぞ宜しくお願いします(笑)
脇元さま: 最初はJUPITAがどんなものか興味があって一度試してみたかった。注目度の高い那覇空港ラウンジで使う前に事前にJUPITAをテスト導入してこれなら大丈夫!って思ったのが大きかったですね。
三輪: 確か新横浜のスイートルーム間接照明と成城の家でも間接照明でしたね。どちらも問題なくて完成して良かったです。
「完璧」な仕上がりで工期短縮
間接照明のイメージ写真
脇元さま: 使ってみて、いろいろメリットあるね。
ボンデ(製作金物)とかだと先行で吊っとかないとならないし、天井下地、ボードとの取合いが上手くいくかとか、ボンデは重量があるからどうやって回避するかとか検討が多い。
JUPITAは石膏ボード製だから天井のボード部分との通りが良いし、仕上がりが完璧。あと取付が早いから工期短縮に繋がったね。
三輪: なるほど、重量の問題もあるんですね。勉強になります。
脇元さま: いいんじゃないかな。お客の要望とかほとんど応えてくれるし。
三輪: ありがとうございます!JUPITAは形状フリーをモットーにお客様ご要望の実現を重視しております。
取付作業のイメージ写真
脇元さま: 取り付けは早かったね。ただ初回は取付のレクチャーが必要かな。
二人で取付してたけど気づいたら一人で取付してた(笑)
三輪: 沖縄は脇元さんが自ら説明に行っていただいたんですよね。その節はありがとうございました!
脇元さま: 取付が早かったし、短縮できたと思う。
三輪: 工程短縮につながったと聞けて、とても嬉しいです。
コストメリットが凄い
脇元さま: そりゃ安く収まったと思うよ。
コストメリットは凄くある。製作金物とは比較にならないんじゃないのかな。設計会社は施主へのVE提案になるし、施工店の場合は予算を圧縮できるしね。
具体的な数字は言えないけど、JUPITAを使うことで利益にも良い影響がある。
三輪: そうなんですね!取付もビス止めだけでサクサク進みますし、特別なスキルが要りませんから手間も高くならないと思います。
脇元さま: 当然ボードと同じ厚みだからツライチで良かったよ。パテも要らないから平滑だし。
三輪: ツライチで納まるのはJUPITAの大きな特徴の一つです。軽天ボードでは作れなかったサイズが作れますので、ミニマムな間接照明などの役物がツライチで実現します。
R型 商品画像
脇元さま: JUPITAのR型の改良が必要だと思う。
空港現場は壁コーナー廻りの間接がRのデザインだったんだけど、Rと直線の取合い精度がいまひとつで現場で加工の一手間が必要だった(笑)
あとジョイントの骨材だけ幅広だったら付けやすいと思う。具体的に50mmあったらベスト。※現行は38mm幅
JUPITAを使うコストについては、トータルでもダウン(省略化、廃材なし)していると思うし、ぜんぜん高いとは思わない。
三輪: R型はまだ改良中なので、頂戴したご意見をもとに改善を考えます!
これからNC加工機を用いた完成度の高いR型も開発中ですのでご期待ください!幅広骨材も可能ですので、次回案件はそれで行きましょう!
脇元さま: テナントは塗装仕上げが多いけど、角がしっかり出てるから塩ビコーナーとパテも必要ないし、次業者の短縮にもなるね。
パテはユニットのジョイントだけだからホント楽だよね。
三輪: 塩ビコーナーを使用することで、パテ修正、ペーパーがけもあり、現場での完璧な角度出しは人の手では厳しいです。
直角やご要望の角度を再現できるのも工場製作だからできるJUPITAの特徴です。
JUPITAがもっと良くなるためにもっとこうなって欲しいというご要望、アドバイスをお聞かせください。
脇元さま: 取付用の下地の調整に時間がかかるから割付図だったり、実際の断面図なんかの明確な寸法指示書みたいのがあると助かるね。あとは、納期について欲しいときにすぐ来るか?かな。
生産性あげてもっと現場に早く納品してくれたらみんな嬉しいと思うし、間接照明とか役物で困ってる人多いと思う。
三輪: 確かにそうですね。JUPITAのサイトで断面図は勿論ですが、取付手順書などを整備しました。
納期については、加工機の台数と増員をしましたので、以前より早くお持ちできると思います。
脇元さま: Rの形状対応を確立して欲しいね。入隅の3次元とかもRをJUPITAで極めて欲しい。
あと、半既製品とかで納期対応とかどうなんだろうね、深さも高さも現場によって違うし厳しいかな。やっぱり早く製作するしかないか(笑)
三輪: 石膏ボードで3次元ですか!チャレンジしてみたいですね。
半既製品についてですが、案件から形状や寸法のリサーチをすることも出来ますが、ミリ単位でこだわるのが設計者さまでして(汗)
脇元さま: いろんな角度の三角形もできるでしょ。やっぱりR型かな、テナントは需要多いからね。
三輪: 昨年あたりから見付が三角形の間接照明と、R型のご要望が多いです。
脇元さま: 那覇まで配送してくれたけど、梱包をしっかり頼んでおいたから破損がほとんどなかったね。予備も用意してくれていて安心だった。
納期もハラハラしたけど現場の工程に間に合ったし(笑)
三輪: 石膏ボード製ですからデリケートな扱いが必要でして、沖縄は流石に心配でした(笑)
配送についても自社便で伺えない場合は、協力運送会社で全国へ配送が可能です。
脇元さま: 間接照明の天井取合いで照明台座から高天井にかけて下り壁がRになってるのあるでしょ?
あれは照明の光が影にならない(線が出ない)でフワッと光らせたり奥行きを広く見せたり出来るテクニックなんだよね。
それもJUPITAで一発で作れたら凄いよね。
三輪: やはりここでも入隅の3次元が(笑) でも作ってみたいですね!
脇元さま: 面白そうだね。登録考えておくよ(笑)
三輪: ぜひ登録をお願いしますね!
2018年春から弊社の兵庫本社でもJUPITA製造を開始しております。
関西方面の現場でも是非ご検討頂けると嬉しいです。
本日は長時間にわたりお話を聞かせていただき、ありがとうございました!